古いトラックが第二の人生を歩む場所。
ここ数年、三菱ふそうのためにいろいろなものを撮影してきた。今年は、コロナの影響で仕事が全く入ってこなかったが、彼らが最初に戻ってきてくれたクライアントである。6月以降、彼らのために5つの撮影をしてきた。今回の記事はその最新のものだ。 都会とは無縁のヴィンテージトラック 栃木県内、三菱ふそうには自社の研究所がある。そこで何が起きているかは私には謎だ。何棟かの建物があり、いくつかに入ったぐらいだ。 9月、私はふそう社の新しいエンジンの一つと、彼らのヘリテージトラックコレクションを撮影するために研究所へ行った。私たちが撮影したコレクションの大半は、古いキャンターであった。 どう撮影に取り組んだかについて この撮影のために、機材はほとんどのものを持って行った。エンジンの撮影の大半はハッセルブラッドH4D-40で、いくつかのクローズアップはニコンD800eで撮影した。この撮影では、エリンクロムのパックフラッシュを使用した。 ヘリテージトラックは、大きなガレージ兼倉庫に保管されている。この倉庫は被写体から結構な距離を置いて撮影ができるくらいの大きさで、背景をボカした味の出た写真を数枚撮れた。 下に載せた写真はすべてハッセルブラッド503CW、ツァイス80mm f/2.8、CFV50cデジタルバック、そしてニコンD800e、50mm f/1.8AiSと135mm f/2で撮影したもの。CFVリグは私を落ち着かせ、集中させてくれるので被写体と多くの時間を過ごせる。ハッセルブラッドを覗いて見つけたアングルをニコンで撮影した。 倉庫で見つけたもの 今回の撮影では、1960年代のキャンター、1970年代のキャンターが2台、80年代のキャンターが1台、1950年代後半のジュピター3トンを1台使用した。 他にも撮影の背景として使ったユニークなトラックが複数あった。 2007年式 三菱ふそう エコDダンプトラック コンセプト...